お知らせ
一級建築士試験に最短合格したい人は全員【コミット力】を身に付けるべし
こんにちは!
一級建築士の田口あかね(@akane_arc)です。
「あなたにとってのベストな学習環境で最短ゴールを目指す!合格力UPプログラム」を主催しています。
もう3月ですね!一級建築士の学科試験まであと4カ月とちょっと。
半年~1年以上かけて学科試験の勉強をする人も少なくないので、この時期から「よし!勉強するか!」という人はちょっとアウェーを感じているかもしれません。
でも大丈夫。
5月中旬から勉強を始めた私からするとあなたはまだまだ優等生の範囲です。笑
本気で「合格」する気持ちがあって、ちゃんと計画を立てて勉強すれば、今からでも十分合格が狙えますよ!
それを可能にする秘密が「合格へのコミット力」にあります。
合格最短化に大事なのはコミット力!
どうすれば最短で合格できるのでしょう?
- どの資格学校に通うか
- どのテキストを使うか
- 1000時間以上勉強できるか
実はこれらのことは、合格の最短化にとってそれほど重要ではないんです。
なるべく短い勉強期間で一級建築士試験に合格するために最も大切なこと、よく聞いてくださいね。
それは…
「一級建築士試験に合格する」と決めて、それを忘れないこと
って怒らないでください!
これから話すことはとっても重要で、短期間での合格を目指す人にとってはこのことが合否を左右すると言っても過言ではありません!
心の底から合格したいと思ってる?
では聞きますが、あなたは一級建築士試験に合格したいって思っていますか?
って答える人が大半でしょう。
でも、本当に心の底から全身全霊で合格したいって思っていますか?
「今年私は一級建築士試験に合格するんだ!」と嘘偽りない心からの気持ちで決めて、今日まで勉強に取り組んできましたか?
もしあなたがこんな気持ちのまま日々を過ごしているのならば、残念ながら短期間での合格は遠のいてしまうかもしれません。
合格までの道のりが長くなればなるほど合格する前に諦めてしまうリスクが高まって、結局一級建築士を取得せずに終わる可能性もあります。
そうならないためにも!
「合格する」ことを決める!
半年~1年以上かけて試験勉強をしている人は多少の時間的な余裕があります。
しかし、私のように2カ月半という超短期間の限られた時間で合格を勝ち取るためには、「合格すると決める」ことが絶対に欠かせません。
受験するなら絶対合格する。合格するために受験する。
日常にはたくさんのやるべきこと、やりたいことが溢れていますよね。
そうした雑多なものの中から「合格」だけを見つめて、照準を絞りましょう。
カメラのレンズのように、合格だけにピントを合わせるんです。
それ以外のものは風景にしちゃって見ないようにしてください。
合格することを決める。
「決める」という言葉ではピンとこないならば、「決意」や「覚悟」と読み替えても良いですね。
あなたは一級建築士に合格するの?しないの?
まずはそれを自分自身で決めてしましょう!
これを読んでくれているあなたは、もちろん「合格する!」ですよね?^^
「決める」がもたらす効果
合格する!としっかり決める(決意する・覚悟する)と、それによって行動が変わってきます。
ちょっとした空き時間も勉強に使うようになりますし、日常で見かけた単語・聞こえた言葉から試験に関する連想ゲームが始まることもあります。
こんな風に、強く決めることによってそれを実現するための行動を取る。
このことをビジネス用語でコミットと言います。
コミットは、英語の「commitment(コミットメント)」の略語です。
日本語にするのがちょっと難しく、「責任を持つ」「約束する」「専念する」など様々に訳されます。
私はコミットを「強く意識して行動する」「行動を一点に集中させる」ことだと解釈し、その意味で使っています。
コミットと言えば、「結果にコミット」というキャッチ―なフレーズでダイエット業界を風靡したラ○ザップさんが思い浮かびます。
結果にコミット!はなぜ痩せる?
なぜラ○ザップに通えば痩せられるのでしょうか。
それは「結果=つまり痩せている状態」を顧客に強烈に意識させ、常にそのための最善の行動を取るよう促しているからです。
トレーニング指導や食事メニューの報告など、四六時中とは言わないまでも常に専属トレーナーと密に連絡を取り合います。
そうすることで片時も「痩せること」を忘れさせないようにしているのです。
ラ〇ザップの「結果にコミット」というのは「結果を強く意識して行動します」「結果に責任を持って引き受けます」、つまり「必ず結果を出します」といったニュアンス。
会社の理念と方針の2つを表した言葉だと思っています。
- お客様を理想体型に導くことを責任持って引き受け、結果を残すという理念⇒会社がコミットする
- 理想体型になることをお客様自身にも強く意識して行動してもらうという方針⇒お客様にコミットしてもらう(そのためにサポートする)
結果にコミットできていれば(つまり痩せることを決意して、そのために行動を集中させていれば)おのずと結果は出てくるはずですよね。
痩せると決意して、食事や運動など日々の行動をすべて痩せることに集中させる。
そんなにやって痩せないわけがないという状態に持っていくわけです。
これがコミットの効果。
一点集中で取り組むからこそ早く結果が出るのですね。
コミットする時の注意点
「なんだ簡単じゃん!」と思えてきましたか?
とっても良いことです^^
「決める」ことは、本当に簡単なのに強い効果を発揮します。
では、あなたがもっと簡単にコミットできるように、いくつか注意点をお伝えしますね。
1番やっかいなのは曖昧な覚悟
「あわよくば合格できるようにしたい」とか「なるべく合格できるようにする」という曖昧な気持ちは、「決める」とは言いません。
もしあなたがこういった心持ちでいるのであれば、それではコミットできませんから注意です!
こうしたふわふわした気持ちは、こと建築士試験においては百害あって一利なし。
この「偽コミット状態」でいると、何をするにも試験勉強のことが頭をチラついて集中できなくなってしまうという、逆に悪い状況に陥ります。
- 本当は勉強しなきゃいけないのに遊びに行っていいのかな…(←せっかくの休憩なのに心からリフレッシュできない)
- こんな雑用をやらされるくらいなら勉強したいのに(←でも実際は雑用を頼まれなくても勉強しない…なんてことも^^;)
すべてにおいてパフォーマンスが落ちます。
でもこうなってしまう気持ち、実はとてもよく分かるんです…。
私自身、大学院試の勉強の時がまさにそうでした。
ちゃこが失敗した院試の話
院試に向けて準備していた当時の私はこんな感じでした。
- 勉強しなきゃいけないのは分かってるけどやる気が出ない
- いざ机に向かってもすぐに集中力が切れてしまう
- そもそもこの勉強法が正しいのか不安になってくる
- 最終的には「合格出来たら儲けもの」という、不合格前提の思考になる
- でも院試を諦めるという選択はできない
まさにさっきの話ですよね。
試験当日までこんなことの繰り返し。
もちろんこれでは合格できるはずはありません。
一応「合格したい」とは思っていたんですよ。
でも、今なら分かります。
「○○大学の○○先生のもとで何が何でも学びたい!」と強い気持ちで決める(決意する・覚悟する)ことができていなかった。
つまりコミットできていなかったことが、根本的な敗因だったんですね。
コミットできれば合格するはずだけど…
ここからはちょっと耳が痛い話かもしれませんが、よく聞いてくださいね。
一級建築士試験に合格するというのが人類史上まだ誰も成しえたことのない偉業であるならば、合格できないのも無理はありません。
しかし実態はどうでしょう?
4,000人弱の人が毎年合格しているわけです。
この4,000人近くの人々は、何かものすごい能力を持った集団でしょうか。
合格すると決めて、そして合格するための行動を取った人たちです。
つまり「一級建築士試験に合格する」ことにコミットし続けた人たち。
ここまで読んで、あたなはもしかしたら
と思ったかもしれません。
あなたは本当に「合格すること」にコミットしていますか?
もしかしたら自分でも気づかないうちに「知識を増やすこと」や「たくさん勉強すること」にコミットしてしまってはいませんか?
間違った方向にコミットしていない?
先程話に出てきたラ○ザップの例で考えてみますね。
「痩せてスラっとした美人になりたい!」と思ってラ○ザップにやってきた女性がいました。
ところが痩せるためのトレーニングを続けているうちに「どうせならもっと美しい筋肉にしたい」と思い始め、筋トレにハマっていったとします。
美しく強い筋肉にするためには、十分な食事と鍛えるためのトレーニングが不可欠。
彼女は数か月後、痩せるどころかムキムキになって体重も増えてしまったのでした。
「なんじゃそりゃw」と思いましたか?
でもこれと同じことが、一級建築士を目指している受験生にも起こっています。
「合格すること」が目的だったはずなのに、「せっかくなら幅広く学んで実務にも使える知識を付けたい」と思うようになってくるんです!
この状態は、コミットする方向を間違えてしまっています。
先程のラ○ザップの例では、途中で違うことにコミットしてしまったせいで、痩せてスラっとした美人になるという目標は達成できませんでしたね。
しかしながら、美しく強い筋肉を手に入れたことで、今後の人生に良い変化をもたらしてくれるかもしれません。
でも…?
私たちの場合はどうでしょうか。
全教科全範囲にわたる知識を幅広く学ぶことで、確かに知識のストックは増えるかもしれません。
それが実務で役に立つこともきっとあるでしょう。
でも、あなたが1番実現させたいのは実務にも使える知識を増やすことですか?
違いますよね?「一級建築士試験に合格する」その一点だけですよね??
正しい方向にコミットしないと正しい結果は出ません。
特に最短で合格を目指すならば寄り道している時間はありませんから、コミットする方向を間違えてはいけないんです。
たくさん勉強して知識も増えているのになかなか合格できないというのは、「合格する」その1点に正しくコミットできていないから。
正しくコミットを続ける方法
あなたが途中で間違った方向にコミットしないためにも、私が実践していた「正しい方向にコミットを続ける工夫」をご紹介します。
私自身「合格する」という正しい方向にコミットし続けられたからこそ、一級建築士試験の学科試験では2カ月半という短期間で合格できました。
- スタート時点で「合格するために受験する」と決める
- やみくもに勉強範囲を増やさない
- 他人の進捗を気にしない
- 常に目的に立ち返る
①スタート時点で「合格するために受験する」と決める
私が一級建築士になりたいと思ったのは、国家資格による信頼性を得たかったからです。
だから私にとっては「合格する」ことこそが1番重要。
勉強を始める前の段階で、知識を増やすために受験するのではない、合格するために受験するんだ、としっかり決めたんです。
最初の時点でここがブレてしまうと、その後に勉強計画を立てる際も、なるべくたくさんの範囲をまんべんなく学んで知識を増やそう!となりがち。
つまりコミットする方向が間違ってしまいますから、要注意です。
②やみくもに勉強範囲を増やさない
最初に計画を立ててから勉強をスタートさせると思いますが、内心は無理だろってげんなりするくらいの量の知識を身に付けようと張り切らないでください。
短期合格のためには、広く浅くではなく、狭く深く勉強することがとても重要!
また、試験日が近づいてくると資格学校から特別講義の案内や模試のお知らせ、また自主勉強会のお誘いなどが増えてくるでしょう。
それらに参加することで勉強しなければいけない範囲が増えてしまうのならば、参加しなくて大丈夫です。
③他人の進捗を気にしない
「合格する」ことにコミットしたいならば、他人の進捗を気にしてはいけません。
特に情報収集に便利なSNSは、使い方を間違えると合格へのコミットを阻む存在になってしまうんです。
SNS上にはたくさんの受験生がいますね。
私もTwitterをよく見ていますが、意識や志の高い受験生による「今日は○○を勉強した」とか「○○という知識を身に付けた」といった投稿で溢れています。
そんな人たちに感化されて自分ももっと勉強しよう!と思えてきますが、実はそれこそが落とし穴。
勉強量や勉強時間ばかりに気を取られ、合格に必要ではない知識までも増やす方向に努力してしまうんです。
そうして焦って自分が立てた計画にはないことにまで手を出そうとするのは「合格」から遠ざかってしまう一因。
他人の進捗を見るとそれだけで焦りを感じてしまうので、そもそもそういう状況を作らないためにもSNSから離れて勉強するのもオススメです。
④常に目的に立ち返る
なぜ一級建築士試験の勉強をしているのか、その目的を常に忘れないようにしましょう。
あなたは「合格するため」に勉強しています!
ひいてはその先にある、あなたの「幸せ」の実現のためのはずです。
私は毎日開く手帳に「省エネ合格!」と書いてました。笑
スマホの待ち受けにしてもいいですね。
限られた資源(時間・体力・脳のリソース)を効率よく使って合格すること!
私が勝手にそう呼んでいます。(造語です笑)
まとめ
最短合格を目指す人にはコミット力が重要だとお話してきました。
それも「合格」という正しい方向にコミットすることが何よりも大切です!
- スタート時点で「合格するために受験する」と決める
- やみくもに勉強範囲を増やさない
- 他人の進捗を気にしない
- 常に目的に立ち返る
「合格する」ことだけにエネルギーを注ぎましょう^^
常識の真逆を行く「いかに勉強しないで合格するか」という視点も併せて持ってもらえると、短期間での合格がより実現しやくすなります♪
最短合格を目指すならこちら↓の記事もどうぞ!
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