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朝15分の習慣で試験勉強が数倍捗る!受験生にすすめたいモーニングページ
こんにちは!
一級建築士の田口あかね(@akane_arc)です。
「あなたにとってのベストな学習環境で最短ゴールを目指す!合格力UPプログラム」を主催しています。
勉強してるはずなのになんか頭に入ってこないなー
そんな時ありませんか?
その解決策として、私がここ数年実践しているおすすめの方法があります!
これを取り入れたことで短時間でも効率良く勉強できるようになり、2カ月半で一級建築士の学科試験に合格できました。
モーニングページのすすめ
それはずばり!
モーニングページです!
モーニングページは、ズボラで飽きっぽい私がここ数年続けることができている習慣。
モーニングページとは
毎朝起きたらすぐに頭に浮かんだことをノートに書き綴ることで、自分の中に眠っている創造性や本心を呼び覚ますという思考整理法。
作家・ディレクターとして活躍しているジュリア・キャメロンさんが自著でクリエイティブな思考を育てるためのツールとして紹介したのが始まりです。
著者は、モーニングページを書くことを「脳の排水」と表現しています。
脳の中の掃除、デトックス、といったニュアンスでしょうか。
私たちの脳は、気付かないうちに予想以上にたくさんのことを考えて処理しています。
そういったごちゃごちゃしたものを「紙に書き出す」ことによって、頭の中をクリアにすることができるんですね。
散らかった部屋から不要な物を捨てるとスッキリするような感じ。
さらに、今までごちゃごちゃの下に隠れていた自分の素直な気持ちや、常識に捉われない自由な発想に気付くことができてクリエイティブになれる。
それがモーニングページです。
モーニングページの書き方
- 適当なノートとペンを用意する
- 頭に浮かんだことをひたすら書いていく
- ノート3ページ分書いたら終わり
たったこれだけです。
毎日続けることが理想ですが、出来る日だけでも構いません。
簡単に始められそうですよね!
もしかして、あなたはそう思ったかもしれません。
確かにモーニングページは、自分の中にある創造性を目覚めさせたい人に向けたもの。
一見すると試験勉強には直接関係がないように思えます。
モーニングページが勉強にもたらす効果
もともとモーニングページは、頭の中の雑念を取り払ってクリアな状態にすることで、創造性を引き出すというもの。
だから、クリエイティブになりたい人だけじゃなく、何か集中したいことがある人にもとっても効果的なんです!
試験勉強はまさにそうですね。
具体的にどんな効果があるのか見ていきましょう!
新しい知識がどんどん頭に入ってくる
モーニングページを書いた後は、頭の中のごちゃごちゃをノートにすべて吐き出している状態です。
頭はすっきり空っぽになって、新しい思考が入ってくるスペースが生まれているはず。
だから新しく勉強したことがスムーズに頭に入ってくるんです!
何か新しいものを置きたければいらなくなった古いものを処分する、部屋の片づけと一緒ですね。
途中で余計なことを考えなくなる
それに気付いて「いかんいかん!」と一旦は忘れようとしますが、しばらくするとまた同じことを考えている…。
そんな経験ありませんか?
そんな思考のループから抜け出すのにもモーニングページが効果的!
頭の中を無限ループしている不安な感情や心配なこと、それをただそのまま紙に書き出すだけでループから抜け出すことが可能になるんです。
自分の本心や思考に気付き、言葉として自分の外に出してあげることで、それを手放すことができる、ということですね。
目の前の勉強に集中できる
余計なことを考えないようになるので、「今」この瞬間に最大限の意識を向けることが可能になります。
つまり目の前の勉強に思い切り集中できるということ。
同じ時間だけ勉強するなら、集中力が高い状態の方がもちろん効果は上がりますよね。
限られた時間を有効に使うためにも、1日の最初にモーニングページに取り組んで勉強効率を上げましょう!
「手書き」に慣れることができる
普段からPCやスマホを使うことが多く、手書きの機会が少なくなっている現代。
15~30分ほどペンを走らせ続けるなんて久しぶりの体験じゃないでしょうか?
でもこれって実は、製図試験対策にもなっているんです。
ご存知の通り学科試験突破後の製図試験では記述問題がありますね。
結構な量を書かされるので、手書きに慣れていないとかなり体力を消耗します。
今のうちから毎日15分のモーニングページを続けていると、製図試験の頃にはほとんど負担なく手書きできるようになっているはずです!
思考を言語化する力が付く
同じく製図試験へのメリットを挙げると、モーニングページによって頭の中の考えを言葉にする力が身に付きます。
製図試験の記述問題は限られた時間で思考をまとめて文章にする必要がありますが、慣れてないとこれがまた難しい。
もちろん製図の試験勉強で記述対策も行うと思いますが、普段から自分の思いや考えをスラスラと言葉にできると良いですね。
モーニングページは、その訓練としてもバッチリです。
効果を出すための4つのルール
ノートとペンさえあれば、上述したようにたくさんの効果が得られるモーニングページ。
その効果を最大にするためにちょっとしたルールがあるのでご紹介します!
①:朝起きてすぐに書く
朝1番の脳は、理性とか常識とか、そういったものにまだ支配されていません。
家事や勉強などに手を付けてしまうとこれらが働き出してしまうので、そうなる前の自由な心の状態で書くようにしましょう。
そうすることでより自分自身の深いところへアクセスでき、奥にしまい込んでいた思考を引っ張り出せます。
押入の奥に何年間も入れっぱなしにしていた大荷物、みたいなイメージでしょうか。
②:何でも良いから3ページ書く
書くことは本当に何でもOK!その代わり3ページ埋めるようにしてください。
「今日からモーニングページを始める。眠いのに頑張って起きてエライ」とか
「ちゃこは試験勉強にも効果があるって言ってたけどそんなの信じられない」とか(笑)
何も書くことが思い付かないなら「何も書くことがない」と3ページ分書いてもいいです。
とにかく頭の中のものを全部出す気持ちで、思ったことをどんどん書いてください。
無理に良い子ぶったりプラス思考にしようとしたりする必要はまったくありません!
ノートの大きさにもよりますが、例えばB5サイズのノートを3ページ書くとだいたい15分程度だと思います。
そう思う気持ちもとてもよく分かります。
ですが、貴重な15分を使って思考整理したおかげでその後の勉強が何倍も捗りますから、最初のうちは騙されたと思ってやってみてください!
③:人に見せない
モーニングページは他人に見せてはいけません。
何故なら、他人の視線を意識してしまうと途端に本心を書けなくなるから。
他人だけでなく自分に対しても「最初の8週間は読み返してはいけない」というルールがあるほどです。
自分の心にウソをついて書いても全く意味がありません。
愚痴、妄想、不満、なんか倫理的にアウトなやつ、などもモーニングページならOK。
逆にそういう思考を吐き出してスッキリした頭にするためにもどんどん書いてください。
④:手書きする
最後のルールはこちら、手書きすることです。
「PCでタイピングする方がスピードが速いし修正も簡単」と思うかもしれません。
確かにPCは何回も修正して文章を変えるのも容易です。
でもそれだと、勢いに乗って出てきた本音などもすぐに消せてしまいますよね。
簡単に修正できない手書きだからこそ本心が出ますし、文字にも感情が現れます。
それに何より、製図試験対策まで意識するなら手書きじゃないと意味がありません。
慣れるまでは負担に感じるかもしれませんが、ぜひ手書きでトライしてください!
まとめ
- 新しい知識がどんどん頭に入ってくる
- 途中で余計なことを考えなくなる
- 目の前の勉強に集中できる
- 「手書き」に慣れることができる
- 思考を言語化する力が付く
朝起きてすぐに勉強したい気持ちを1度ぐっと堪えて、ぜひモーニングページに取り組んでみてください。
早ければその日から効果が実感できるはずです!
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