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一級建築士の企業ブランディング!サービスが選ばれる4つのポイント
こんにちは!
一級建築士の田口あかね(@akane_arc)です。
「あなたにとってのベストな学習環境で最短ゴールを目指す!合格力UPプログラム」を主催しています。
「企業ブランディングってどんなことをしているんですか?」というご質問をいただきました。
先日アップしたこちらの記事↓
この中で、私の「収入の柱」の1つとして企業ブランディングを挙げていたんですよね。
それを読んで興味を持ってくださったようです^^
ご質問ありがとうございますにゃ!
ということで今回は、私が行っている企業ブランディングについてあれこれ語っていきたいと思います。
今回の記事を読んで分かること
- 建築士が行う企業ブランディングの内容
- 建築士の企業ブランディングが選ばれる4つの理由
- 【おまけ①】ものを売る時に多くの人が勘違いしがちなこと
- 【おまけ②】ものを売るための正しいマインド
最後の2つは【おまけ】と書きましたが、かなり重要なことを書いていますから要チェックです!
企業ブランディングとは?
そもそも企業ブランディングってなんだ?ってことですが、超ザックリ言うと…
お客さんに「○○社といえば△△!!」と思ってもらえる状態を作ること
例えば…
安藤忠雄さんと言えばコンクリート打ち放しですし、セキスイハイムと言えばユニット工法、ですよね。
こんな感じで、○○社といえば△△!というイメージが定着している状態を作っていくことです。
なんとなく伝わるかにゃ?
ん~もうちょっと詳しく教えてほしいかも?
ではもう少し具体的に説明しますね。
企業ブランディングで目指す状態、それは
- お客さんの中で企業名(ブランド名)とその企業の商品やサービスがしっかりと結びついている
- かつその商品やサービスの特徴を正しく理解してもらえている
- 結果、他社より高くても選んでもらえる(買ってもらえる)
こういうことになります。
特に最後の「高くても選んでもらえる」状態を実現するというのがとっても重要なんです!
あとで説明しますが、高くても選んでもらえる=値段で比較されない状態になると、企業としては無双できるようになるんですよ~^^
(ぼったくり商売ができるという意味ではないです、念のため。)
お客さんに他社とは違う価値を認めてもらうために、まずは会社の強みやビジョン(目指すべき道)を丁寧に整理していきます。
そしてそれがしっかりとお客さんに伝わるようなホームページやパンフレットなどの媒体を作っていくというのが、企業ブランディングで行う実際の内容になります。
企業ブランディングの重要性
企業ブランディングが正しく行われていると…
しっかりと自社のサービスを理解した状態でお客さんになってくれる(購入してくれる)
ということになるので、企業側には様々なメリットが生まれるんです^^
企業ブランディングを行うメリット
- 過度な値引きやキャンペーンが不要になる ⇒ 高い利益率を確保
- 合わないお客さんがそもそも来ない ⇒ クレームが少なく、業務効率もアップ
- お客さんが期待していた通りのサービスを提供できる ⇒ 信頼感、リピート率アップ
つまり「1円でも安いところで買いたい」というような値段重視のお客さんではなく、「本当に良いサービスだと思ったからあなたのところで買いたい」というお客さんばかりが来てくれるようになります。
どちらのお客さんを相手にする方が仕事がやりやすいか、お分かりですよね?
また、お客さん側から考えても、企業が自社のサービスをしっかり理解してアピールしてくれていると「思っていたのと違った」となる事態を防ぐことができます。
このように、企業ブランディングは、企業とお客さんの双方にメリットが大きいのです!
企業ブランディングって最近はかなり注目されていて、大手企業はもちろん行っています。
零細企業でも、企業ブランディングを行ったことで爆発的に業績が伸びたケースが多数あるんですよ^^
注目されているお仕事なんだにゃ
一級建築士が行う企業ブランディング
企業ブランディング自体の説明はこのへんにしておいて…
一級建築士である私がどういう仕事を行っているのか?
これについて書いていきますね!
お客さんは建築系の中小企業
私がブランディングを行っているのは、地域の建築系中小企業です。
つまり、小さな工務店さんや建設会社さんなどが私のお客さん^^
工務店さんにブランディングを行う理由
- 企業ブランディングという概念がないところが多い
- 素晴らしい技術や商品があるのにうまくアピールできていない
- 市場に価値が広がっておらずもったいない!
私が工務店さんをお客さんにしているのには上記のような理由があります。
まず、地域の小さな企業でブランディングがしっかりできているところってとても少ないんです。
なんとなーくで作ったHPがあるけど、更新は数年前で止まってしまっているとか…
パンフレットやHP自体を持っていないところもたくさんあるんだにゃ
そもそも、企業ブランディングという概念を持っていないところばかりです。
ですが今はサービスが飽和している時代ですし、加えて超情報化社会。
しっかりと戦略を立てて動かなければ、同業他社の同じような商品の中に埋もれてしまいます。
ただ、工務店さんには昔ながらの大工さんや職人さんがおられることが多く、商品やサービス自体はとっても素晴らしいんです!
何度も一緒に仕事をしたことがあるのでこれは間違いないです!
(こだわりすぎて採算度外視でやっちゃうのがたまにキズ…笑)
スピードやコスト重視の企業とはまったく違った家づくりができるのが工務店さんの良いところなんですね。
企業としての方向性や自社商品のメリットをしっかりアピールできないせいで、そういった素晴らしい技術が失われていく…
これってすごくもったいない!ですよね!?
私自身は、技術の継承も一級建築士の重要な役割だと考えています。
職人さんたちの素晴らしい技術を次の世代にも伝えていくってことにゃ
ですから「市場に価値を広げるお手伝いをしたい」「それによってその技術が後世へとつながるようにしたい」との想いで、企業ブランディングという形で関わらせてもらっています。
ちなみに最初から「企業ブランディングしませんか?」と営業をかけていったわけではありません。
普段からお付き合いのある工務店さんと現場で話していた時に「せっかく素晴らしい商品があるんだからもっと皆に知ってもらいましょうよ!」ということになりました。
その流れで始まったのが、私の建築系中小企業さん向けブランディングです!
お仕事の流れ
工務店さんがお客さんだった場合を例に、実際の仕事の流れをご紹介します。
あくまで一例かつほぼ自己流なので他にも多様な流れがあると思いますが、参考までにどうぞ^^
工務店さん向けブランディングの流れ
ヒアリングや現場視察を通して、その工務店の特性や実績を把握
目指すべき方向性や、その工務店ならではの強み=アピールポイントを整理
工務店の中(スタッフさん同士)でその価値観が共有(統一)されているのかもしっかり確認
アピールポイントの効果的な伝え方を検討し、広報物をデザインする
ブランディングの効果が出ているか検証したり、広報物の修正をしたり、運用面でのサポートを行う
だいたいこんな感じでお仕事を進めます
最初から最後まで一貫して心がけていることは「代名詞を作ること」。
「○○社といえば△△!」というのがしっかり伝わっているかを大切にします。
プロではない私のサービスが選ばれるのはなぜ?
ちょっと検索をかけていただくと分かるんですが、企業ブランディングを専門に行っているところって実はたくさんあるんです。
それを生業にしておられるような、いわゆるTHE・プロの人たちですね。
一方で私はというと?
ブランディングだけを専門にやっているわけではないですし、集客用の立派なホームページなどを持っているわけではありません。
それでも、私のサービスにお金を払ってくださる企業さんが確かにいらっしゃいます。
その道のプロとは決して言えない私のサービスが選ばれるのは何故でしょう?
実はこれにはちゃんと理由があります。
しっかり狙って集客しているんだにゃ
詳しく理由を説明していきますね!
理由①:スキマのニーズを狙っている
企業ブランディングって、プロに発注するとものすごいお金がかかります。
企業の行く末を左右するので、まぁこれは当たり前と言えば当たり前なんですが…。
プロに発注した場合の料金の一例
- 基本ブランディング:1カ月150,000円~(年間契約1,800,000円)
- ロゴ制作:500,000円~
- ホームページ制作:1,000,000円~
- パンフレット制作:500,000円~
上記は一例ですが、ちゃんとしたところに頼むとこのくらいの費用は普通にかかってきます。
1年間ですべてをやろうとすると380万円もかかるにゃ!?
エイヤ!っとこの金額を出せる工務店さんはとても少ないんですよね
もともと広告費なんかにはほとんど予算を付けていないところが多いので、「そんなにお金がかかるならいいや」となっちゃっているところが大半。
でも、なんとなくこのままの経営方針・営業方針ではダメな気がしている…。
このように、どうにかなるならどうにかしたいけど、でもプロに頼むほどではないかな…という層が必ず存在しています。
「気軽に相談できる人が身近にいたらな~」という、まさにその需要を狙うことで受注に成功しているんです^^
相手にとってちょうどいい存在になるんだにゃ
理由②:建築の知識がある
私は一級建築士の資格を持っていて設計や現場の経験もあるので、工務店さん側からすると「話が分かる相手」です。
スムーズに受注できているのは、これがかなり効いていると思います。
普通はブランディングのプロでも建築については素人、ということがよくあります(というかほとんどそう)。
建築の知識がない人に自社のブランディングを頼むとなると、業界の状況とか用語の意味とか、そういう基本的なところから説明しないといけないですよね。
工務店さん側からするとそれって結構負担になってしまうみたいなんです。
忙しい人が多いので、いちいちそこから説明しなきゃいけないならもういいやってなるそうです(苦笑)
なので、業界の動向やその工務店さんの立ち位置がある程度分かっている一級建築士の私はかなり重宝されています!
理由③:そこそこデザインができる
正直、デザインセンスやホームページ制作技術なんかは、私よりもすごい人が読者さんの中にもたくさんいらっしゃると思います。
私自身、デザインにはめちゃめちゃ自信がある!とかではないです
建築業界って特にお洒落な人とか感性が豊かな人とか、とにかくハイセンスな人が多すぎますよね。
だからあなたももしかしたら「自分なんて全然…」と思ってしまっているかもしれません。
その気持ちはとっても分かります。
建築業界、まわりにすごい人が多すぎる問題…笑
でもありがたいことに、一般の人からすると私たちくらい(←?)のレベルでも十分すごく映るんです!!
よく考えたら確かに、建築系の人は誰であれ、ある程度デザインスキルを持っているはずですよね。
得意不得意は別にしても、学校や会社で設計やデザインの勉強は必ず行ってきたはずですから。
あとはその都度デザイン本やおしゃれなサイトなどを参考にしながらでも十分に対応できますよ^^
それより大事なのが次の理由だにゃ!
理由④:マーケティングやライティングのスキルがある
ホームページやパンフレットって、素敵なデザインであることもある程度は大切です。
でも、それよりも重要度が高いのは「何が書いてあるか?」という中身の部分!
ブログやパンフレットを作る際はたくさん文章を書くことになりますが、会社のビジョンや強みがしっかり相手に伝わらないと意味がないですよね。
読んでもらった後に、お客さん自身が「この企業といえばこの商品!」と言える状態になっているのが理想的なんです。
その実現に不可欠なのが、マーケティング知識やライティングスキル(文章を書くスキル)になります!
マーケティングの知識があれば…
- どういう層のお客さんがどういうサービスを必要としているか?
- どの層をターゲットにすれば自社のサービスが売れやすくなるか?
- サービスの効果的な魅せ方は?
こういったことが分かります。
そしてライティングスキルがあれば、それを文章で表現して狙ったお客さんにアピールすることができるんです^^
私は消費者心理も勉強しているので、こういう書き方をすればお客さんに刺さるな~というのも分かりますよ
もともと持っていた建築スキルにこうしたビジネス系スキルが加わることで、一気に効果的な企業ブランディングをすることが可能になります^^
マーケティングを学ぶための教材はいろいろとありますが、私は次世代起業家育成セミナーというもので勉強しました。
あなたもこのセミナーを視聴すると、マーケティングの基本や消費者心理といった「ものを売ることの本質」を学べるだけでなく、ビジネスの成功に必要なマインドなどを身に付けることもできますよ^^
現在、その「次世代起業家育成セミナー」というセミナー映像と音声教材(合計11万円分)を誰でも無料でGETできる!というキャンペーンが行われています。
次の記事で教材の詳しい内容を説明していますので、ぜひチェックしてみてください!
【おまけ①】ものを売るときに多くの人が勘違いしていること
自分で起業するとか、自分のサービスを売るってなった時に、多くの人が勘違いしていることがあります。
ちなみに私も最初はそうでした。
それは…
その分野で1番(もしくはそのくらいのレベル)じゃないと、自分の商品を売るなんてやっちゃいけないのでは!?
ということ。
確かに自分よりすごい実績の人がいたら尻込みしちゃう…
「自分なんかが偉そうに語っていいの!?だってもっとすごい人がいっぱいいるよ!?」
こう思う気持ち、本当に本当によく分かります。
というか、そう思うのが普通なんです。
でもでも、商売の本質を考えたら、真実はそうではありません!!
正しくは、自分がしっかり価値を提供できるなら売ってOKなんです!
【おまけ②】ものを売るときの正しいマインド
自分はその分野で1番じゃないから、あるいはすごい実績がないから、それを売っちゃいけない…。
こんな考えだと一生ものを売れずに終わってしまいます。
例えば、今回の記事でも少し触れましたが、企業ブランディングって私よりすごい人や専門家がたくさんいらっしゃいます。
でも、だから私はやっちゃいけないというわけではないんですね。
私のサービスを欲しいと思ってくれて、「あなたから買いたい!」とお金を払ってくれる人がいます。
そしてその方々に対して、私は私にできる最大限の範囲でしっかり価値を提供するんです。
稼ぐことの本質は価値提供って、こういうことなんです^^
これはどのサービスや商品についても同じことが言えます!
ハタから見ると「何でこんなものが売れるんだ?」と思っても、それを欲しいと思った人がいたら売れるわけですね。
価値を決めるのはいつも相手!
このマインドはとっても大切です。
これが分かっていたら、自分でビジネスを考える時のハードルがだいぶ下がるんじゃないかな?と思います^^
自分の商品にできそうなものって、意外と身近なところにありますよ!
あなたもぜひ周りを見渡して考えてみてほしいにゃ♪
それでは今回の記事は以上です。
本文中で紹介した関連記事はこちら!
ぜひ読んでみてくださいね!
それでは今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!
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