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「量が先?質が先?」学科合格までの2つの学習ルートを解説!

あかねこんにちは!
一級建築士の田口あかね(@akane_arc)です。
「伴走サポートでまわり道ゼロ!最短でゴールを目指すための合格力UPプログラム」を主催しています。
一級建築士試験の勉強をしていると、こんなことで悩んだことはありませんか?
「わからない問題は、理解できるまでじっくり考えた方がいい?」
「それとも、最初は理解できなくても、とにかく何周もした方がいい?」
勉強法について調べてみると、
「まずは過去問を何周もしよう!」
という人もいれば、
「丸暗記ではなく、しっかり理解することが大切!」
という人もいます。
結局、どっちが正しいの!?
と思ってしまいますよね。


実は、私はどちらも間違っていないと思っています。
というのも、一級建築士の学科試験で合格を目指すには、大きく分けて2つの学習ルートがあると考えているからです。
ただし、ここで大切なのは、どちらのルートを選ぶかだけではありません。
どちらのルートを選んでも、最終的に必ず通らなければならないポイントがあるんです。
今回は、この2つの学習ルートと、それぞれの落とし穴についてお話しします。
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自分に合った勉強の進め方を考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいにゃ!
合格までの道のりには、大きく2つのルートがある
一級建築士の学科試験に合格するためには、膨大な知識を身につけなければなりません。
そして、その知識を身につけるまでの道のりには、大きく分けて2つのルートがあります。
ルート① まずは量をこなして、あとから質を高める


1つ目は、最初に圧倒的な量をこなすルートです。
このルートでは、最初からすべてを理解しようとはしません。
意味がよくわからなくても、とにかく問題を解く。何度も何度も繰り返す。
すると、最初はまったく知らなかった言葉や考え方が、少しずつ見慣れたものになっていきます。
「あ、この問題見たことある!」
「この言葉、前にも出てきたな」
そんなものが増えていくわけです。
そして、何度も繰り返すうちに、自然と理解できるようになるものも出てきます。
一方で、何周してもよくわからないものも残ります。
そこで初めて、わからない部分を重点的に掘り下げていくんです。
つまり、
まずは量を確保して、あとから質を高める。
というルートですね。



えっ、最初は意味がわからないまま進んでもいいの!?
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そうだにゃ。でも最後までわからないままでいいってことじゃないにゃ!



そっか!まず全体に触れてから、わからないところを絞っていくんだね!
ルート② まずは理解を深めて、あとから量をこなす


2つ目は、最初に一つひとつを丁寧に理解していくルートです。
問題を解きながら、
「どうしてこの答えになるんだろう?」
「この仕組みはどうなっているんだろう?」
と、納得できるまで理解を深めていきます。
一つひとつの知識をしっかり身につけてから、次の問題へ進む。
そして、ある程度理解が進んだ段階で、繰り返し問題を解いて知識を定着させていきます。
つまり、
まずは質を高めて、あとから量を確保する。
というルートです。



私はこっちの方が安心するかも。
わからないまま進むのって、なんだか気持ち悪いし!
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その感覚も大切だにゃ。
自分が納得できる進め方を選ぶことも、勉強を長く続けるうえでは重要だにゃ
どちらのルートが正解なの?
さて、ここで気になるのが、
「結局、どっちのルートが合格しやすいの?」
ということですよね。
私の考えは、どちらが正解ということではなく、自分の学習特性に合ったルートを選ぶことが大切だというものです。
例えば、細かいことが気になりすぎて、なかなか先に進めない人。
こういう人は、あえて最初に量をこなすルートを選んだ方が、学習が進みやすくなるかもしれません。
反対に、意味がわからないまま問題を解き続けることに強いストレスを感じる人。
こういう人は、ある程度理解を深めながら進める方が、勉強を続けやすいかもしれません。
もちろん、実際の勉強はこんなにきれいに2つに分かれるわけではありません。
量をこなしながら理解を深めることもあれば、理解を深めながら何度も繰り返すこともあります。
大切なのは、どちらか一方にこだわることではなく、自分に合う進め方を見つけること。
ただし、ここで一つ注意してほしいことがあります。
それは、どちらのルートにもそれぞれ、陥りやすい落とし穴があるということです。
「何周もしているのに点数が伸びない人」の落とし穴


まずは、ルート①の「量から入るタイプ」について。
このタイプの落とし穴は、問題を繰り返すこと自体が目的になってしまうこと。
例えば、過去問を5周、10周と繰り返している人。
何度も同じ問題を解いているので、問題を見た瞬間に答えがわかるようになります。
「これは正しい!」
「これは間違い!」
どんどん解けるようになって、正答率も上がっていく。
すると、なんだか実力がついたように感じますよね。
でも、ここで一つ質問です。
その問題、どうして正しいのか、どうして間違っているのか、説明できますか?
もし答えられないのであれば、少し注意が必要です。
なぜなら、覚えているのは問題の内容ではなく、問題と答えの組み合わせだけかもしれないからです。
一級建築士の学科試験では、過去に出題された知識が、少し違う言い回しや角度から問われることがたくさんあります。
そんなとき、○×だけを覚えている状態では対応できない…となってしまうのです。
つまり、量は十分に確保できていても、質が足りていない状態です。



あー!見たことある問題は解けるのに、ちょっと言い方が変わるとわからなくなるやつだ!
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そうそう。問題を覚えることと、知識を身につけることは違うんだにゃ。



過去問を何周したか?だけで安心しちゃいけないんだね
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周回数はひとつの目安にはなるけど、それだけで実力は測れないにゃ
「しっかり理解しているのに受からない人」の落とし穴


では、反対にルート②「理解から入るタイプ」はどうでしょうか。
完璧主義の人は特にこのルートを選びやすいです。
こちらにも、注意したい落とし穴があります。
ルート②は、一つひとつの問題を丁寧に解いて、わからないところがあれば調べて、納得できるまで理解する。
一見すると、とても理想的な勉強法ですよね。
もちろん、理解を深めること自体は素晴らしいことです。
ただ、ここには大きな落とし穴があります。
それは、理解することに時間を使いすぎて、繰り返す時間がなくなってしまうこと。
例えば、1問を理解するために30分かけたとします。
そのときは、
「なるほど!そういうことだったのか!」
と、しっかり理解できた気がするかもしれません。
でも、その問題を1か月後に解いたらどうでしょう?
「あれ……これ、前に勉強したはずなのに……」
なんてこと、ありませんか?
人間は、一度理解したからといって、それをずっと覚えていられるわけではありません。
だからこそ、繰り返し触れることが必要なんです。
ところが、最初の理解に時間をかけすぎてしまうと、試験日までに十分な回数を繰り返せなくなってしまいます。
その結果、
「ちゃんと勉強したはずなのに、覚えていない」
という状態で本番を迎えることになるんです。



うわぁ……。それ、すごく悔しいね。せっかく時間をかけて勉強したのに。
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そうなんだにゃ。「理解したこと」と「試験本番で答えられること」は、必ずしも同じじゃないにゃ。



じゃあ、理解できたところで満足しちゃダメなんだね。
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その通り!理解した知識を、試験本番で使える状態にしておくことが大切なんだにゃ。
結局、合格するためには「量」と「質」の両方が必要


ここまで読んでいただくと、もうお気づきかもしれません。
ルート①でも、ルート②でも、最終的に必要なものは同じです。
それが、学習の量と質の両方を、一定以上確保すること。
どれだけ深く理解していても、必要な範囲を十分に学習できていなければ、合格は難しくなります。
反対に、どれだけたくさん問題を解いていても、知識の理解が浅ければ、応用的な問題に対応できません。
つまり、量と質は、どちらか一方だけを選べばいいものではないんです。
違うのは、その順番。
最初に量を増やして、あとから質を高めるのか。
最初に質を高めて、あとから量を増やすのか。
自分に合う順番で進めながら、最終的に両方を確保することが重要です。
そして、ここでもう一つ考えてほしいことがあります。
それは、今の自分に足りないのは、量なのか?それとも質なのか? ということです。
問題を解く回数が足りていないのか。
それとも、繰り返しているのに理解が深まっていないのか。
ここを見誤ると、どれだけ頑張っても、なかなか成果につながらないことがあります。
大切なのは、勉強法を決めることよりも「今の自分に必要なこと」を見極めること
私は、学習のサポートをするうえで、単に「もっと勉強しましょう」と伝えるだけでは不十分だと考えています。
もちろん、勉強量が必要なことは大前提です。
でも、すでに十分な時間を確保している人に、ただ「もっと頑張りましょう」と伝えても、根本的な問題は解決しないかもしれません。
逆に、理解することに時間をかけすぎている人に、さらに詳しい解説をすることが、必ずしも最善とは限りません。
必要なのは、自分が今どこにいて、何が足りなくて、次に何をするべきなのかを見極めること。
例えば、最初は量を優先していた人でも、ある程度⚪︎×を覚えてきたら『理解を深める学習』に切り替える必要があります。
単純な⚪︎×暗記だけで取れるのは70点台まで(多くても80点前後)なので、それだけだと合格点に届かないからです。
反対に、丁寧に理解を積み重ねてきた人は、試験日が近づいてきたら、それ以上の『苦手潰し』よりも『演習量確保』を優先しないと点数が伸びません。
合格するためにはどのタイミングでどの学習法に切り替えるべきか。
自分の理解度や進捗、試験日までの残り時間に応じて、そこを常に調整していきます。
もちろん科目や単元ごとでも変わっていきますので、『全体最適化』の視点を持って戦略的に学習を進めていくことが大切です。



なるほど!最初にどっちのルートを選ぶかだけじゃなくて、途中で調整することも大切なんだね。
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その通りだにゃ。
自分の現在地がわからないまま、ひたすら頑張るのはもったいないにゃ。



じゃあ、勉強法を知るだけじゃなくて、自分の状況をちゃんと把握することも必要なんだ!
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頑張る方向を間違えないことが、合格するための大切な戦略なんだにゃ。
あなたはどちらのルートで進みますか?


今回は、一級建築士の学科試験に合格するための2つの学習ルートについてお話ししました。
ルート①:量から質へ
まずは圧倒的に数をこなし、見慣れたものを増やしてから、理解を深めていく方法。
ルート②:質から量へ
まずは一つひとつを丁寧に理解し、その後、繰り返し問題を解いて定着させる方法。
どちらにもメリットがあり、どちらにも落とし穴があります。
そして、どちらのルートを選んだとしても、最終的には量と質の両方を確保しなければなりません。
だからこそ、まずは自分の学習特性を知ること。
そして、今の自分に必要なことを見極めながら、勉強の進め方を調整していくことが大切です。
一級建築士試験は、決して簡単な試験ではありません。
だからこそ、限られた時間をどのように使うのか。
何を優先して、何を後回しにするのか。
その1つひとつの判断が、合格までの道のりを大きく左右します。
ただ頑張るのではなく、合格につながる頑張り方を選ぶ。
この記事が、自分の勉強法を見直すきっかけになれば嬉しいです。
一級建築士試験の勉強に迷っている方へ


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自分の現在地を知り、合格までに必要なことを整理して、一つひとつ積み重ねていくことが大切です。
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