お知らせ
独学10日間で宅建士に!合格者が教える勉強のコツとおすすめ教材
先日読者さんから、宅地建物取引士(通称:宅建)の試験についてお問い合わせをいただきました。
その方には既に直接メールでお返事したのですが、せっかくなのでブログ記事としても残しておきたいと思います。
ということで今日の記事は、10日間で宅建士の試験に合格した私の宅建勉強体験記です!
なお、今年の試験はもう5日後に迫っているため、今年受験予定の方にはあまり役に立たないかもしれません、すみません!(>_<)
来年以降に受けようかなと思っている人の参考になれば嬉しいです。
勉強戦略についてまとめた記事はこちら↓。建築系の人には特におすすめです。
受験当時の状況
まず、私が受験した当時の状況について簡単に触れておきますね。
- 平成25年受験
- 二級建築士(当時)
- 宅建業法や民法に関してはほとんど知識なし
- 登録講習は受けていない
二級建築士の資格を持っていたので、建築関係の分野はある程度知識がありました。
でも、宅建業法や民法に関しては完全に素人です。
勉強期間
勉強期間は試験直前の10日間のみ!
なぜそんなに短いのか?という話ですが、このブログを読んでいただいている方なら薄々お気付きかもしれません…。
なんせ私は超めんどくさがりというか、いろいろ後回しにしがちなタイプなんですね。苦笑
一級建築士の受験時もそうでした。(↓の記事参照)
例にもれず(?)、宅建試験の対策も直前までほったらかしにしていたんです(^^;
毎回言ってる気がしますが、直前まで手を付けないのは本当にオススメしません。笑
きちんと計画を立てて、あなた自身が「これでいける!」と思ったスケジュールで臨んでくださいね!
ここでも安定のダメ人間具合いを発揮した私ですが、10日前にようやく重い腰を上げてからはちゃんと勉強しましたよ!
1日の勉強時間は平日4~6時間、休日6~10時間くらい。
平均すると、トータルの勉強時間は…
平日5時間×7日間+休日8時間×3日間=59時間
だいたいこのくらいだと思います!
多少の誤差はありますが、それでも100時間はやってないはず?
これを多いと思うか少ないと思うかはきっと人ぞれぞれですよね。
参考にするのは良いとしても、他の人と比べることに意味はありませんから、あくまで自分軸で考えてください!
巷で言われている「合格するには○○時間の勉強が必要」とかは、資格学校のただの謳い文句です。
結果!
気になる試験結果は…40点前後で合格!でした^^
特段優秀というわけでもないと思いますが、合格することが目的なのでOKです!
ここで変に高得点を狙いにいくと自滅しますからね…。
スペシャリストを目指す人以外は、合格できる点数を取ることのみに意識を集中させてください。
当時お世話になった教材
宅建に関してはとにかく分かりやすさ重視で選びました。
テキスト
テキスト(参考書)として選んだのはこちらです。
書店に並んでいるものをパラパラめくってみた中で、これが1番初心者向けだったので選びました!
いわゆる入門書だと思います。
(ネットより画像引用しております)
中身はこのような感じで、イラストのタッチなどがちょっと子供向けっぽい?
ですが、何せこっちは10日で合格レベルの知識を習得しなければいけません。
さすがに「子どもにも分かるくらい簡単」とは言えないかもしれませんが(国家資格ですし)、そのくらい易しく書いてあるこの参考書は私にはピッタリでした!
宅建は暗記が大部分なので、語呂合わせが豊富だったのもポイントでした^^
過去問集
テキストに合わせて、同じ「宅建塾シリーズ」で揃えました。
2020年版だと、分野別で3冊に分かれています!
このように、見開きの左ページは問題、右ページは解説となっています。
この過去問集は分野別に問題が収録されているので、次の問題→次の問題→…と進めていくうちに、自然とその分野の知識が強化されていきます。
分厚くて3冊もあるので最初は「うげ~」と思うかもしれませんが、類似問題が続くので意外とサクサク進みますよ!
なお、最初は時間がかかって当たり前ですから、1周目でなかなか進まなくても諦めないでくださいね♪
その他の教材
動画
分かりやすいテキストと過去問集があっても、なかなか文章だけではイメージしにくい部分があります。
何回解説を読んでも意味ワカラン!という分野については、YouTubeにアップされていた無料動画で勉強しました。
当時とは内容が変わっているかもしれませんが、現在もそのチャンネルがあったのでご紹介しておきますね。
宅建みやざき塾というチャンネルです!
(改めて見ていたら、ちょっと話し方にクセがあるというか、特徴的なしゃべり方をされる先生ですね…!)
動画は見始めるとキリがないので、すべてを見るのではなくて自分が分からない単元のみを見れば良いと思います!
アプリ
一級建築士の学科試験では過去問アプリにかなりお世話になりましたが、宅建でも同様です。
スキマ時間の勉強ができるのでとても重宝しましたよ!
私が使っていたアプリは今はもうないみたいなので同じようなものを調べたところ、このへん↓が良さそうだなと思います!
宅建 過去問 2020
10日で合格できたコツ
振り返って考えると、10日間という短期間で合格できたのは…
- 応用問題は深入りしない
- その代わり基本的な問題は落とさない
これを徹底したからだと思います!
10日でできることには限りがあるので、難しい応用問題までは理解しきれません。
応用問題も基本問題も同じ1点!
わざわざ難しい部分に深入りして時間を使ってしまう必要はないのです。
誰でも解けるような基本のポイントをしっかり押さえるようにすると良いと思います^^
その点、今回お世話になった「らくらく宅建塾シリーズ」は、私の戦略にピッタリ合った参考書でした!
初心者にも分かりやすく書かれた入門書で基礎知識をマスターして、過去問集で数多くの実際の問題に触れる、という感じですね。
まとめ
今回の記事では、私が10日間の勉強で宅建試験に合格した時の話をまとめました。
と言いつつ、さすがに10日はちょっとオススメできないので、できる範囲で余裕を持って進めてくださいね~!^^
私は短期間+初心者だったので入門用のテキストを使用しましたが、あなたが既にある程度知識を持っている場合は、もっと詳しく解説がなされた参考書でももちろん良いと思います!
たくさんの参考書があるので、実際に書店へ足を運んで比較してみてください^^
今年受験される方へ
あともう数日で本試験ですね!
ここまできたら、基本問題を繰り返し復習するなど、取りこぼしをなくす勉強がオススメです。
難しい問題はそもそも解ける人も少ないので、きっとそこまで心配しなくてもOKだと思いますよ^^
一級建築士の学科試験と一緒で、解ける問題を確実に解く!を心がけてみてください。
念のためですが…
今年受験される方は、私がご紹介した参考書を焦って入手する必要はまったくないですよ!!
お手持ちのものをしっかり使ってあげてください^^
(ぶっちゃけ参考書は好みの問題くらいで、ちゃんと勉強していればどの参考書を使っても合格するので大丈夫ですよ!)
本番緊張しちゃいそう…という時は、以前書いたこちらの記事も読んでみてください^^
あなたのご健闘を心から祈っています!!
コメント
コメント一覧 (2件)
私も以前、完全に無知の状態から11日間本気で勉強したのですが、2点足りずに落ちました。
割と勉強には自信ある方だったのですが…。
なので10日&60時間というのはあまりあてにしない方がいいかもです。
2級建築士をキチンと取得している方とスタートラインが同じだと思うのはおこがましいですね笑
おちた様
この度はコメントありがとうございます!
ブログ更新できておらずにお返事遅くなってしまいました
申し訳ございません。
体験談を共有いただきありがとうございます!
あと2点はすごく惜しかったですね
でもまったく知識がない状態から11日間で…と考えると、その点数はものすごいことじゃないでしょうか!?
おっしゃる通り私の場合は二級建築士の土台があった上での10日間でしたため、
やはり二級の知識が効いていたのかな~と思います。
勉強の方法や使用教材など、いろいろ工夫されたのではないでしょうか?
ぜひコツを教えていただきたいです!
良かったらまたコメントお待ちしております(*^^*)
管理人:ちゃこ