お知らせ
【一級建築士】2カ月半で学科105点合格に導いてくれた教材たち
今日はブログ読者さんからご要望があった内容を記事にしました!
いつも見ていただきありがとうございます♡
コメントの内容を一部引用させていただきますね^^
音声学習以外にもその他どのような教材を使って、学習を進めていったのかというのを具体的に知りたいです。
短期間で合格されたということなので、学習の仕方も様々な工夫があったのではと思います。
それを記事にしていただけたら嬉しいです。
ということで今回は、私と共に戦ってくれたメイン教材たちについて、それぞれの特徴とそれを使った学習の進め方をご紹介していきたいと思います!
ちゃこが一級建築士の資格取得時に使っていた教材と使い方をご紹介!
2カ月半で一級建築士の学科試験に合格!
私は平成28年度に一級建築士に合格しています。
勉強したのは2カ月半という超短期間でしたが、学科試験では無事に105点を取ることができました^^
その時の勉強スケジュールを綴った記事はこちら。
今回の記事では、試験勉強期間を共に戦ってくれたメイン教材たちをご紹介したいと思います!
短期間で合格を果たしたちゃこが具体的にどんな教材を使ってどのように勉強を進めていったのか、ぜひチェックしてくださいね~!
メイン教材は4つ
当時の私が実際に使っていた教材はこちら!
- 日建学院さんの学科テキスト
- 合格物語さんの音声教材
- 建築資格研究会さんの一級建築士ネット講座
- TK officeさんの受験対策アプリ
メインで使っていたのはこの4つになります^^
日建学院さんの学科テキスト
試験勉強はまずインプットから!
全体的にどんな内容なのかを把握するためには、試験範囲の内容をまとめたテキスト(参考書)があるとやっぱり手っ取り速いですね。
私が何を使っていたかというと、実は日建学院さんのテキストなんです。
でも資格学校には通っていませんでした。(理由は学校が遠い&料金が高かったため)
~たぶん2月頃~
なぜかテキストだけを私に託して友人は戦線離脱したので、それをありがたく使わせてもらうことに。
普段、試験勉強に使う教材は必ず自分で判断して選ぶようにしていますが、そういった理由でこのテキストだけはちょっと違います。
資格学校のテキストは結構評判が良いですよね。
特に、私は見たことがないのですが総合資格のものはとても分かりやすいようです。
でも日建学院のテキストも特に不満なく使えたので、よくまとめられているのではないかと思います。
(大きな声では言えませんがフリマアプリやオークションを覗いてみても良いかもです。)
(最新版じゃなければかなり安く入手できると思います。)
法規に関しても、テキストは2~3年以内とかならセーフだと思っています。
※法令集自体は最新版が必須!
詳しくはこちらの記事へ。
テキストに求める役割
- 全体像が把握できる
- 各教科各項目ごとの話の大筋が掴める(流れが理解できる)
いきなり過去問から入るという方法もありますが、私はまずはテキストを読んで試験の全体像を把握するようにしました。
だからテキストを読むのは、上に書いたように「流れをつかむ」ためです。
この目的に限って言えば、おそらく大抵のテキスト・参考書はクリアできると思います!
日建学院のテキストは詳しすぎて読むのに時間がかかったので、もう少し要点だけに絞った薄いテキストでも良かったかなとも思います。
テキストの使い方
- 最初に1回通して読めばOK
- 過去問解説を読んでもさっぱり分からない時にテキストの該当箇所を読み直す
- 写真や図が豊富なので資料集として使う
テキストは各教科1周だけ、その代わりとても真剣に読みました。
何せ2カ月半しかないので、テキスト熟読に時間をかける余裕はありません。
でも「大筋を理解する」のが目的なのでそれで十分でした^^
あなたも短期間での合格を目指すなら、1周で良いので真剣に読んでください。
それで試験の大枠が把握でき、各項目の概要も分かると思います。
じっくりと時間をかけて読む必要はありません。
一球入魂ならぬ一周入魂の気持ちで、集中してサクサクと読みましょう^^
それ以降は、過去問の解説を読んでもさっぱり分からない時にテキストの該当箇所を読み直すといった形です。
写真や図が豊富なので、資料集のようにしても使っていましたよ^^
合格物語さんの音声教材
テキストで全体像&各項目の概要を把握したので、今度はそれらの中で重要となってくる内容を定着させていきます。
その際に使用したのが、このブログで何度も登場する合格物語さんの音声教材。
解説記事もあるので今回詳しく説明するのは省きますね。
音声教材に求める役割
- 重要ポイントを整理して覚えられる
- スキマ時間を有効に使える
合格物語さんの音声教材の素晴らしいところは、正しい意味の文章だけが読み上げられているという点です。
ここで、例えば「~~~である。○か×か。」というように正誤を考えなければならないと、混乱してしまい正しい記憶の定着がスムーズに行えません。
だから合格物語さんの音声教材は「重要ポイントを整理して覚える」という目的の達成が最短で可能なのです^^
音声教材の使い方
- スキマ時間にひたすら聞く
- 音読+暗唱の合わせ技でさらに記憶に定着させる
家の中、車の中、会社での休憩時間…とにかくいつでも聞けるように準備しておきます。
活用方法はこちらの記事にまとめています!
音声学習は「勉強してる感」がないので辛くならないのが良いですね^^
合格物語さんの音声教材には「法規」は含まれませんのでご注意ください!
建築資格研究会さんのネット講座
インプットはテキスト+音声でOK!
そうしたら次はアウトプット=本格的な過去問対策に入っていきます。
過去問を制する者は学科試験を制す―。
こんな言葉まであるように(あるよね?)、どのように過去問対策をするかが合否に多大な影響を与えると言っても過言ではありません。
世に溢れる過去問教材の中から私が選んだもの…
それが建築資格研究会さんの一級建築士ネット講座です!
(建築資格研究会さんは、このブログでは恐らく初登場になると思います。)
公式ホームページはこちら⇒★
「無料講座」と「会員講座」があり、それぞれ「学科」と「製図」の2種類の4構成となっています。
- 学科無料講座…「5科目の過去問20年の項目別一覧表」等の解説
- 製図無料講座…「2時間エスキス完了法」等の解説
- 学科会員講座…「項目別過去問20年解説」等の解説
- 製図会員講座…「予測課題3案解説」等の解説
※会員講座は、全ての講座を見ることができて年会費2万円(翌年延長時は1万円/年)
建築資格研究会さんの教材は、一般的な過去問集などとはだいぶ毛色が違います。
大きな特徴は、とにかくいろいろなものが一覧表にまとめられているということ。
- 5科目の項目振分一覧表
- 過去問20年のポイント一覧表
- 過去問20年の出題法文一覧表
- 過去問20年の項目別一覧表
有料の会員講座に申し込むと、例えば↑このような資料を見ることができるんです。
(ピックアップした一覧表以外にもいろいろなコンテンツがありますよ^^)
と思うかもしれませんが、一覧表というのは過去問学習において絶大な効果を発揮するんです!
例えば、私が1番お世話になった「項目別一覧表」。
これは簡単に言うと、1項目ずつ重点的に取り組んでいくことができる過去問教材になっています。
1項目につき過去問20年分がA3用紙2枚の一覧表にまとめられており、一目で出題傾向が把握できるんです!
1項目1問の出題問題一覧表は、A3伴2枚程度にまとめている。
この2枚を机に置いて見比べると、過去20年で、どの問題が何回出題されたか、類似問題の変化傾向などが一目で分かる。
研究会は、これを「目で見て理解する学習法」と位置付けた。
過去問を単純にひたすら解くのではなく、20年分を目で見ながら学習することは、理解速度が数倍上昇する。
例えば、法規の「用語」という項目だとこのような一覧表になっています。
(クリックで拡大できます)
同じ色で塗られているのは、類似の内容の選択肢。
このように色分けしてあることで、どういった内容がよく問われているのかが一目瞭然です!
これが建築資格研究会さんの過去問教材の特徴でもあります^^
ちょっと画像に解説を描きこんでみました。
ピンクの枠で囲った部分が1年分で、問題(設問・選択肢)+解答(正誤・解説)という構成になっています^^
上段・下段にそれぞれ5年分ずつ載っていて、左上からZ字の順番でどんどん近年の問題になるという流れ。
平成22年度~令和元年度の問題は2枚目の用紙に続きます。
一部を拡大した画像がこちら↓
このようにA3サイズ2枚分にまとめられた資料が、全教科全項目分準備されています!
過去問教材に求める役割
- 20年分の過去問をマスターできる
- 本試験で問われやすいポイントが把握できる(出題傾向が分かる)
- 実際の出題のされ方が分かる
過去問は10年分では足りず、20年分は必要です。
さらに私は、短期間で合格するためには、その20年分の過去問をただひたすら解くだけではダメだと思っていました。
過去問を解きながら出題傾向を把握していくという目的達成にピッタリだったのが、項目別にまとめたられた一覧表があるこのネット講座だったのです!
過去問教材の使い方
- 一覧表をプリントアウトしてファイリング
- 勉強したい項目だけ持ち歩いて、手軽に勉強できるようにする
有料(といっても2万円のみ)の会員講座に加入すると、PDF形式のデータにアクセスできるようになっています。
それをA3サイズに印刷→折りたたんでA4ファイルに綴じればOK^^
その日に勉強したい項目のページだけを持ち歩いても良いですし、A3資料なので会社の机に出しておいても不自然じゃありません。
私が2カ月半という超短期間で合格できたのは、この一覧表の存在がとても大きかったと思っています。
実際に建築資格研究会さんの公式HPには「短期間(2カ月)で学科を突破する方法」という資料があり、効率的に勉強することに重点を置いておられることが分かります。
20年分もの過去問をこんなにスピーディーにチェックできる教材、他にないのではないでしょうか?
実は公式サイトに以下のような言及があります。
一般書籍のように一つの問題への解説が詳細でない部分はあるものの、問題全体を把握する点では非常に有効である。
確かに解説はかなりシンプルになっていると思います。(何せ一覧表にまとめてあるので!)
人によってはもしかすると、この解説だけでは理解しにくい問題もあるかもしれません。
公式サイトで一覧表の実物が確認できるので、もし購入を検討される場合は一度サンプルの解説文を読んでみてください!
個人的には簡潔にまとまっているからそこ全体が把握しやすいのが最大のメリットだと思っています^^
解説の不足分はテキスト(私の場合は日建学院さんのテキスト)や、次にご紹介するアプリでも十分に補えましたよ~♪
TK officeさんの受験対策アプリ
テキストやプリントといった紙ベースだと勉強できない場面ってありますよね。
突然出来ちゃった時間(でも何も持ってなかった)とか、暗い場所(子どもの寝かし付け中)とか。
そんな時もすぐに勉強できるよう、スマホに過去問アプリを入れていました。
一級建築士試験用にいろいろなアプリがリリースされていますが、私が使っていたのがTK officeさんの受験対策アプリです!
以前も少しご紹介させていただきましたが、操作性も良くて非常に役立つアプリです!
iOS(iPhone)はコチラから⇒★
Androidはコチラから⇒★
アプリに求める役割
- スキマ時間を勉強に使えるようにする
- 勉強のハードルを低くする
- 暗記のための補助教材として使う
紙ベースの教材と比較すると、アプリはかなり手軽に取り組むことができます。
音声教材と一緒で「勉強してる辛さ」をあまり感じないので、勉強に対するハードルを下げられるのです^^
また、私は要点をまとめた自作ノートなどをほぼ作っていませんでした。(3ページくらい書いたのはあった)
だから、穴埋め形式で重要単語などがチェックできるような機能があるといいなと思っていたんです。
それができるのが、こちらのTK officeさんのアプリでした!
アプリの使い方
- 紙ベースの資料が使えない時に活用
- 暗記ノートで重要単語を覚える
私には悪いクセがあって、ちょっと時間が空いたらついスマートフォンを触ってしまうんですよね…。
でも今回はその困ったクセを利用して、いつでもどこでも勉強できる環境を作ることに成功しました^^
ネットサーフィンやSNSをしそうになったらすかさずこのアプリを立ち上げます!
1問解いたらその勢いで2問、3問、という感じに、結局1単元くらいは余裕で取り組めちゃうのです♪
また、こちらのアプリには「暗記ノート」という機能が付いていて、要点を穴埋め式で確認していくことができます^^
このアプリには「法規」の内容は含まれませんので、そこだけご注意ください!
まとめ
今回の記事では、私が2カ月半での学科合格を勝ち取るために使っていた教材たちをご紹介しました!
- 全体像のインプット ⇒ 日建学院さんのテキスト
- 重要ポイントのインプット ⇒ 合格物語さんの音声教材
- メインのアウトプット ⇒ 建築資格研究会さんのネット講座(過去問)
- 隙間時間のアウトプット ⇒ TK officeさんのスマホアプリ(過去問・暗記系)
こうして改めて振り返ってみると、自画自賛したいくらいに完璧な布陣だと思います。笑
反省点
ただ反省点もあるんです。
それは「法規」の対策があまりできなかったこと…。
私の場合、本来得点を稼ぐ科目であるはずの法規がかなり伸び悩みました。
理由は単純で、法規は法令集を持ち込みできるので油断していて、他の科目を優先させてしまったからです(^^;
また、フル活用していた音声教材とスマホアプリには、どちらも法規の内容が含まれていませんでした。
だから法規にふれる時間が極端に短かったんだと思います。
この記事で初登場した建築資格研究会さんのネット講座。
実は本来、かなり法規の得点に力を入れた「法規特化型講座」なんです!!
(建築資格研究会さん、すみません…)
法規特化型講座
2ヶ月で法規25点は取れるのか?
過去問20年(H7~H26の2,470選択肢)で項目ごとに1回だけ出題された法文は、(136/2,126)×100=6.4%であった(検討対象とならない融合問題を除く)。
逆の言い方をすると、93.6%の法文は、2回以上繰り返し出題されている法文であり、この確率なら過去問の学習だけで正解肢を得るのは容易である。
多くの合格者から学科で合格するには、「Ⅲ法規で高得点を取ることが必須」との意見を頂いている。
法規は、過去問データを把握して学習すると短時間で高得点が容易に取れる科目である(Ⅰ計画はH28、H29、H30連続で作品が6問も出て学習しても得点が伸びにくいが法規なら取り易い)。
そこで、この過去問20年の問題を、どのように学習すれば、2ヶ月という短期間に法規25点が取れるのか?ということを追求してみた。
引用:建築資格研究会公式HP
お知らせ
実は私は今、この法規特化型講座の分析を進めています。
現役の時に使いこなせずに終わってしまったので、そのリベンジも兼ねて!
どのくらいの効果があるのか、どのように使いこなせばよいのか、それを自分でしっかり体験して皆さんにお知らせしたいと思っています^^
それでは今日はこのへんでおしまいですが、今回の記事はどうでしたか?
あなたの感想が聞きたいので、ぜひこの記事の下部にコメントいただくか、こちらのフォームからご意見ください^^
こんな記事が読みたい!というご要望も大歓迎です♪
今ならかなりの確率でご要望にお応えできると思います♡
コメント
コメント一覧 (4件)
要望通りの内容を記事にしていただき、本当にありがとうございます!
4つの教材の特徴に合った使い方をされていたことが、とてもすっきりとしていてわかりやすかったです。
ポイントをおさえた勉強の仕方が、重要だということを改めて感じました。
建築資格研究会さんの教材は、初めて知りました。
20年分の過去問が一目でわかるのは、頭の中がかなり整理できますね。問題傾向をしっかり把握しておきたいと思っていたので、情報をいただけて良かったです。
ちゃこさんのたくさんの記事のおかげで、学習の仕方が大幅に改善されました。
とても感謝しています。
これからも、ちゃこさんが色々なことで活躍されることを願っています。
はなこさま
コメントありがとうございます!
喜んでいただけたようで本当に嬉しいです(*^^*)
建築資格研究会さんはまだあまりメジャーではないと思うのですが、
短期合格を目指す方にはとてもおすすめできる教材です!
ぜひ公式HPもチェックしてみられてください♪
同じ時間勉強するにしても勉強の仕方で随分と結果が変わってくると思いますので、
はなこさまに合った方法で楽しく勉強が進められますように願っております(*^^*)
今後も知りたいことや疑問に思われたこと等ありましたら、ぜひまたお気軽にコメントくださいませ♡
はなこ様の合格を心から応援しております!
管理人:ちゃこ
ちゃこさんの勉強方法、かなり参考になります。
ライン登録方法ですが、ラインQRコードでは読み込みできません。proラインとかいうのに登録しないとできないのでしょうか?
けんたろうさん
コメントありがとうございます!
かなり参考になるとのこと、嬉しいです✨
LINE登録はこちらのリンクからはどうでしょうか?
▼友だち追加URL
https://wjuqktla.autosns.app/addfriend/s/D9CDJGQSaL/@766tvwbj
いずれの場合もプロラインへの登録は不要で、
リンク読み込み⇒友だち追加を許可、の流れで
LINEにご登録いただけると思います!
ご不明点ありましたらお手数ですが
再度お知らせください。
よろしくお願いいたします!
管理人:ちゃこ